2010年03月08日

失敗しないセンサ選び 〜第4回〜

〜失敗しないセンサ選びのポイント〜


工場にずらりと並ぶ装置類。
そこにはたくさんのセンサが使われています。

食品工場向けのセンサ選びで失敗しないためのポイントを
紹介いたします。


〜失敗しないセンサ選び 第4回〜

【センサ選定に必要な、検出対象物の要件】

さて、この企画も順調に第4回までやってきました。
第4回の今回は、大変重要なポイントを紹介いたします!

検出対象物からくる要件についてです。


検出対象物といっても、
様々なものが想定されます。


・野菜等の材料そのもの(形状バラツキ有)
・カット野菜(乱切り等、形状バラツキ有)
・カット野菜容器入り(透明容器)
・レトルト食品(レトルトパック入り、乱反射)


上に挙げたのはほんの一例ですが、
それぞれにクリアしなければいけない課題があるんです。
わかりますか?


例えば、
透明容器入りのカット野菜であれば、
透明体を検出できるセンサを選定する必要があるということです。


同じセンサでも、
透明体を検出できるものとできないものがあるんです。



センサは装置の心臓部です。




センサメーカーの勧めるセンサは最適なセンサですか?

センサメーカーは、
最適ではなく、最新のセンサを勧めてきませんか?



ご存知の通り、センサメーカーにはノルマがあります。



新製品の売り上げ比率を、
売り上げ全体の○○%以上にすることというノルマが。


ですから、センサメーカーの営業さんは必死に新製品のセンサを売り込むんです。


それは、果たして
貴社の要求仕様に最適なセンサでしょうか。



次回は 『センサ選びの失敗例』 について掲載予定です。



●●バックナンバー●●
・第3回【センサ方式による種別(その2)】
  http://engineer704.seesaa.net/article/142722807.html
・第2回【センサ方式による種別(その1)】
  http://engineer704.seesaa.net/article/142665628.html
・第3回【センサ選定に必要な項目】
  http://engineer704.seesaa.net/article/141906689.html


posted by Nao4 at 22:56| 失敗しない仕様選定ポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

失敗しないセンサ選び 〜第3回〜

〜失敗しないセンサ選びのポイント〜


工場にずらりと並ぶ装置類。
そこにはたくさんのセンサが使われています。

食品工場向けのセンサ選びで失敗しないためのポイントを
紹介いたします。


〜失敗しないセンサ選び 第3回〜

【センサ方式による種別(その2)】

第3回の今回は、検出対象物によりセンサ選定が変わってくること
を紹介いたします。
当然といえば当然なのですが、検出対象が変われば、選定するセンサも
変わるんです。
ですから、それぞれ特徴を持ったセンサを何種類もセンサメーカーが
用意しているんです。


ところで、お客様からはこう言われませんか?


「うちは少量多品種生産だから、できたら段取り変えしたくないな」


例えば食品工場なら、
同じラインで1日のうちにロールパンと容器入りサラダを流す場合、


■パンは『やわらか物』かつ『形状不安定』
■容器入りサラダは『透明体』かつ『形状安定(比較的に)』



全くもって反対の特性ですよね。
どちらか一方に合わせたセンサを選定したのでは、
お客様の要望に応えることができません。



そして、この場合のパンのような
『やわらか物』かつ『形状不安定』といった、
センサ選定の際に難題となる検出対象物が多数存在するのが
食品工場の特徴なんです。


他業界を見まわしてみますと、
例えば自動車業界や半導体業界、そして家電業界、
これらは『形状不安定』なんてものはあまりなく、あったとしても極少数です。
『やわらか物』にしても金型で成形したゴム部品ですので、寸法形状のバラツキはほとんどないんです。


先に例に挙げたロールパンは、
寸法形状のバラツキは当たり前です(笑)


こうして考えてみますと、
食品工場におけるセンサ選定は、センサに関してかなりの知見が
必要であることが、おわかりいただけるでしょうか?


さて、前置きが長くなりましたが、
そろそろ本題に入らせていただきます。


前回、
【センサ方式による種別(その1)】
http://engineer704.seesaa.net/article/142665628.html
では、
センサには接触式と非接触式があることを紹介いたしました。

そして、食品工場向けには非接触センサの選定が有効であることを
紹介させていただきました。
この非接触センサには

『近接センサ』
『光電センサ』
『超音波センサ』

という3種類に分類することができます。

また、ひとくちに近接センサ,光電センサ,超音波センサといいましても、
たくさんの種類が存在しますので、今回はその種類を紹介いたします。



<近接センサの種類>

■高周波発振型
■磁気型
■静電容量型


<光電センサの種類>

■透過型
■回帰反射型
■拡散反射型
■狭視界反射型
■限定反射型
■距離設定型
■光沢度判別用反射型


<超音波センサ>

■超音波センサ



また、ここに挙げたのは一例です。
厳密には、他にも画像処理用のセンサなどもあり、
センサメーカー毎に様々な種類のセンサを用意しているというのが現状です。

このセンサ群のなかから最適なセンサを選定することが、
お客様の要望に応えるための
『最初の一歩であり、最大のポイント』
です。



次回は『センサ選定に必要な、検出対象物の要件』について掲載予定です。


●●バックナンバー●●
・第2回【センサ方式による種別(その1)】
  http://engineer704.seesaa.net/article/142665628.html
・第1回【センサ選定に必要な項目】
  http://engineer704.seesaa.net/article/141906689.html


posted by Nao4 at 23:48| 失敗しない仕様選定ポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

失敗しないセンサ選び 〜第2回〜

〜失敗しないセンサ選びのポイント〜

工場にずらりと並ぶ装置類。
そこにはたくさんのセンサが使われています。

食品工場向けのセンサ選びで失敗しないためのポイントを
紹介いたします。


〜失敗しないセンサ選び 第2回〜

【センサ方式による種別(その1)】

今回はセンサの種類について紹介いたします。
(各センサメーカーにより呼び名が異なるものもありますので
ご注意ください)


いろいろな種別の仕方がありますが、今回は以下のように大別してみます。


■接触式

■非接触式


この種別方法によりセンサを選別した場合、
食品工場向けのセンサは当然 "非接触センサ" となります。

なぜなら、食品とセンサが接触してしまったのでは
衛生面での考慮が必要になり、余計なコストがかかってしまうからです。

非接触式センサであれば、食品を汚染する心配がないですからね。



非接触式センサは、半導体業界で急速に用いられるようになり
発展していったものです。

半導体業界の要求クリーン度は、食品業界の比ではありませんから
ナルホドですよね。




次回は 『検出対象物からのセンサ選定方法』 について掲載予定です。



●●バックナンバー●●
・第1回【センサ選定に必要な項目】
http://engineer704.seesaa.net/article/141906689.html
posted by Nao4 at 23:02| Comment(1) | 失敗しない仕様選定ポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする